絶景街道を駆け抜ける

各情報は2016年12月時点の情報です。変更となる場合がございます。

風波のクロスロード

本州最西端の海岸線と歴史と自然を感じる下関をめぐる

  • 山口県

日本海の荒波によって侵食された海岸沿いを走る、通称「ブルーライン」

奇岩や断崖が続く海岸沿いの、通称「ブルーライン」と、内陸の田園地帯を走る「グリーンライン」を中心に、下関市を周遊する「風波のクロスロード」。古くから、蒙古襲来や壇ノ浦の戦いなどさまざまな歴史の舞台となってきた。

今も残る、長府の武家屋敷跡。風情のある街並みを歩けば、まるでタイムスリップしたかのような気分に。またフグの市場として有名な唐戸市場に立ち寄り、旬な魚をいただくのもおすすめだ。

関門海峡から国道9号線を西に進み、国道191号線へ。約16キロ北上し、本州最西端の「毘沙の鼻」へ。ここは海抜約120メートル。雄大な日本海を眺めながら、交通の要衝として栄えてきたここ下関の歴史に思いを馳せる。

さらに響灘の海岸線を北上し、西長門海岸随一の景勝地、角島大橋へ。黄昏に染まる空や橋、島を眺めるゆったりとした時間。そんな絶景を味わい旅を締めくくるのもいいだろう。

毘沙ノ鼻(下関市)

本州最西端の岬で、気軽に立ち寄ることができる。展望広場からは、日本海に浮かぶ蓋井島(ふたおいじま)を望む雄大な景色が見渡せる。

立ち寄りスポット

観る

日本人のルーツを学ぶ土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム(下関市)

全国的にも珍しい城型史料館。瀬戸内海で最大の勢力を誇った村上海賊ゆかりの甲冑(かっちゅう)や刀剣、古文書などを展示。

  • 中国自動車道小月IC→約45km
  • 100台無料
  • 083-788-1841

温泉

川棚出身の力士が創業玉椿旅館(下関市)

下関の奥座敷と称される川棚温泉にある旅館。国の登録有形文化財に指定。貸し切りで入れる大浴場は立ち寄り入浴も可能。

  • 中国自動車道小月IC→約17km
  • 3台無料
  • 083-772-0005

買う

旬の魚が目白押し唐戸市場(下関市)

フグやタイの市場として有名。毎週末と祝日には「活きいき馬関街(ばかんがい)」と称する飲食イベントを開催している。

  • 中国自動車道下関IC→約5km
  • 572台30分120円(税込)
  • 083-231-0001

マップ

風波のクロスロード

下関市をぐるりと一周するルート。本州最西端の海沿いを走るブルーライン、豊かな田園地帯を走るグリーンラインを中心に、歴史的な遺跡や異国情緒を感じる街並みや豊かな自然を満喫できる。

国道435号線、191号線、9号線、2号線など
総距離約 160km

(下関市)

083-223-2001(一般財団法人下関21世紀協会)