絶景街道を駆け抜ける
各情報は2017年03月時点の情報です。変更となる場合がございます。
緑豊かな里山の原風景と沿道を彩る可憐な花に心なごむ
新緑の草木と菜の花が朝陽に染まる「花街道」
長野県北信地方と新潟県を結ぶ主要ルートのひとつである国道117号線。そのルート上の、飯山市の北畑南交差点あたりから大関橋西交差点付近にいたる沿道は、別名「花街道」とも呼ばれ、4月下旬から10月までのあいだ、菜の花やコスモスなどさまざまな花で彩られる。
「千曲川・花の里山風景街道」は、千曲川沿いのそのエリアを中心に、ハート形の北竜湖や、江戸時代から続く石積みの棚田が広がる「福島棚田」、また全長80キロもの「信越トレイル」など、自然を楽しめるスポットが多いのが特徴だ。
県道38号線沿いの菜の花公園では、5月上旬に「菜の花まつり」が行われ、空の青と黄色の花のコントラストが描くあざやかな絶景を求めて、多くの人びとが訪れる。残雪の北信濃の山々も望める、開放的な空間に癒やされ、旅の締めくくりには、千曲川沿いの素朴な雰囲気の「いいやま湯滝温泉」に立ち寄るのもいいだろう。
福島棚田(飯山市)
自然石を積みあげた、独特の美しさが特徴の棚田。「日本の棚田百選」に選ばれている。5月頃には田植えが始まり、水を張った田んぼの、のどかな風景が広がる
アウトドア情報の提供からツアーの予約手配。運営まで行う。また自転車やトレッキング用品などのレンタルや販売も。
奥信濃に自生する植物で山ごぼうの一種「オヤマボクチ」をつなぎに使用したそばがいただける。風味豊かでコシが強いのが特徴。
地元の特産品はもちろん、花をモチーフにした小物やアロマグッズなどもあり、おみやげ探しも楽しい道の駅。カフェも併設。
千曲川沿いの国道117号線を中心とした、里山の自然豊かなルート。トレッキングルートも整備され、新潟へ続く峠道では森林浴も楽しめる。
(長野県中野市・飯山市・野沢温泉村・栄村の2市2村)