絶景街道を駆け抜ける
各情報は2017年04月時点の情報です。変更となる場合がございます。
伝統文化や風土に恵まれた
海岸線に点在する美しい景色を満喫
県道28号線沿い「椿展望台」から日本海を眺める
本州のほぼ中央に位置する能登半島の最北部、珠洲市と輪島市にまたがるシーサイドルート。波のおだやかな内海と、それとは対照的に断崖地形からなる雄壮な外浦。その景色の移り変わりを楽しめるのも魅力のひとつだ。
まずは、弘法大師が能登を訪れた際、最初に目についたという逸話からこの名前が生まれたといわれる能登のシンボル「見附島」へ。波静かな海岸を横目に、県内有数の透明度を誇る海水浴場・鉢ヶ崎リゾートエリア、約2000年前に創建という歴史ある須須神社、内浦と外浦の接点にあたる最北端の禄剛埼灯台、ゴジラの姿を彷彿とする天然岩など。駆け足で進んでも、これだけの絶景に出会う。
海岸線には能登半島国定公園をはじめ、多くの見どころが点在するが、せっかく奥能登を訪れたのなら、「道の駅 すず塩田村」での塩づくり体験や、こだわりの酒づくりを続ける蔵元めぐりなど、伝統文化にふれるのもよいだろう。
禄剛埼灯台(珠洲市)
能登半島の最北端に位置し、ちょうど外浦と内浦との接点にあたる岬にたたずむ白亜の灯台。ほぼ180度、目前に水平線が広がり、海から昇る朝陽と海に沈む夕陽が同じ場所で見られる。
高さ約28メートルの無人島。能登のシンボルとしても慕われ、先端部分が突き出たその姿から軍艦島とも呼ばれている。
能登半島最北端の道の駅で、「日本の灯台50選」の禄剛埼灯台の登り口にある。珠洲の特産品「地豆腐」350円(税込)が人気。
海岸線に沿って続く県道28号線、別名・大谷狼煙飯田線が主となる。絶景に次ぐ絶景のコースで、海から昇る朝陽と海に沈む夕陽が同じ場所で見られる禄剛埼灯台付近は、日本屈指の撮影ポイントとしても人気が高い。奥能登ならではの伝統文化や日本海の幸が味わえるのも魅力。
(石川県珠洲市・輪島市)