絶景街道を駆け抜ける
各情報は2017年05月時点の情報です。変更となる場合がございます。
黄金色に輝く夕日は格別の美しさ
風光明媚な“いで湯”の里を駆けめぐる
国道135号線沿い、東側に相模湾を望む(静岡県熱海市)
東を相模灘、西を駿河湾と、太平洋に囲まれたおだやかな風土で、古くから風光明媚な“いで湯”の里として親しまれてきた伊豆半島。川端康成の短編小説『伊豆の踊子』をはじめ、数々の文学作品の舞台となった場所であり、また幕末の開国に重要な役割を果たした下田港など、歴史的に重要な舞台としても知られる。
その半島のほぼ中央を通る国道136号線・414号線は峠を越え、集落を抜けていくルートで、風情あふれるのどかな里山に、文学や歴史にまつわるスポットが点在。下田から、伊豆半島最南端に位置する石廊崎を抜けると、夕日や富士山が美しい絶景ポイントが続く。河津町から熱海へ、国道135号線を北上して、文人の保養地や別荘だった当時の面影と、国内有数の温泉文化にふれるのもおすすめ。伊豆半島全域に点在する注目スポットをあますことなくめぐれる周遊ルートを活用して、伊豆の夏を満喫してみては。
堂ヶ島
「伊豆の松島」と称され、波の侵食によりできた島々が海に点在する景勝地。国指定天然記念物の天窓洞も見どころ。入り江に浮かぶ島々のあいだに沈む夕陽は、息をのむほどの美しさ。
川端康成の『伊豆の踊子』や、松本清張の『天城越え』の舞台。石造りのトンネルとしては国内最長で、国の重要文化財に指定。
桜葉の生産量日本一を誇り、桜葉アイスや桜葉そばがおすすめ。地元産品の販売や、立ち寄り温泉「かじかの湯」も併設。
日本庭園を眺めながら食事ができるおしゃれなたたずまい。特大海老フライやとんカツが名物で、金目鯛の煮付けも美味。
伊豆半島全域が対象で、国道414号線・136号線・135号線を中心としている。歴史や文学に興味があるなら中通り(国道414号線)、風光明媚な景観を楽しむなら西通り(国道136号線)、温泉とグルメを楽しむなら東通り(国道135号線)へ。
(静岡県沼津市、熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、清水町、長泉町の7市8町)