志賀草津高原ルート

温泉街から山岳ルートへ
変化に富んだ景色を楽しむ

上信越高原国立公園の雄大な自然を体感することができる、国道２９２号、通称「志賀草津高原ルート」。日本屈指の名湯として知られる群馬県草津温泉から長野県湯田中・渋温泉郷まで、約43㎞の道のりだ。沸き立つ湯けむりを背に、いざ出発だ。

白根山の山腹をうねりながら、高度を上げていく。たちこめる硫黄のにおいと火山地域ならではの変化に富んだ景色に、大自然の息吹を体感する。

大空が近くなり開放感あふれるその先は、ルート最高所となる渋峠だ。真夏の日中でも20℃程度と涼しいので、窓を全開にしてすがすがしい空気を車内に取り込みたい。渋峠を過ぎ、県境付近にあるリフトで横手山の山頂に登れば、志賀高原の大自然や、天気がよいときは遠く北アルプスや佐渡島まで眺めることができ、３６０度の壮大な景色が目を楽しませる。

そこから先も、ダイナミックなワインディングロードに始まり、森に囲まれた木戸池や、この時期ならではの高山植物に出合える田ノ原湿原など見どころがたっぷり。美しい志賀高原の誘惑に心躍らせながら、ゴールに向けて車を走らせよう。

※草津白根山の火山活動により通行規制が行われる場合があります。出発前は最新の道路情報をご確認ください。