絶景街道を駆け抜ける
各情報は2022年04月時点の情報です。変更となる場合がございます。
“美しき村”の新名所
おだやかな春に包まれる坂道を駆けのぼる
桜六花公園 桜坂 【通行時間】24時間 【通行料金】無料
色濃い花が沿道を賑わす公園内にある桜坂
北国に待ちわびた春が訪れ、草木が一斉に目を覚ます季節。その息吹を感じようと、日高山脈のすそ野に広がる村を目指す。
十勝の中心都市・帯広市からおよそ28㎞。3年連続で清流日本一に選ばれた札内(さつない)川に沿うように、国道236号を南へと車を走らせる。平野に広がる緑の畑と大空。のどかな風景が、いかにも北海道らしい。「日本で最も美しい村」連合に加盟する中札内村は、四季折々の山野草が楽しめる「六花の森」をはじめ、数々の景勝スポットを有する。そのひとつが、いま蝦夷(えぞ)山桜の新名所として注目されている「桜六花公園」。沿道に桜が咲き並ぶ一本道が今回の目的地だ。
村の中心部を抜け、静内(しずない)中札内線(道道111号線)へ。途中、脇道に入った先が桜六花公園で、沿道の桜を楽しむことができる。窓を開け、まだ肌に冷たい北国の空気に触れながら、ゆっくりと春を感じたい。道中には駐車スポットがないため、撮影するなら指定駐車場を利用しよう。
なお、村内の多くの施設では冬季休業が明けるのは4月中旬以降。周辺にはまだ積雪が残る場所も多い。事前によく状況を確認して出かけたい。
桜六花公園
なだらかな丘陵地に広がる 近年人気が高まる蝦夷山桜の名所
2000年に、六花亭製菓から寄贈された桜を植樹した公園。展望台から、広い敷地内に植えられた約800本の蝦夷山桜を一望することができる。蝦夷山桜は、色が濃く開花期間が長いのが特徴。見頃となるゴールデンウイークに桜祭りが開催され、コンサートイベントなどで盛り上がる。
キャンプや登山など、大自然を満喫できる施設「札内川園地」内にある豪快な滝。もとは農村地区への電気供給を目的としたダムで、今もその名残を見ることができる。
六花亭製菓が運営する文化施設で、自然豊かな空間に美術館とレストランが点在。散策やアートを楽しめるほか、レストランポロシリでは地元の農産物を使った料理が味わえる。
タレントの田中義剛さんが牧場長を務める観光牧場。名物「生キャラメル」などみやげ物が充実するほか、ラクレットチーズ専門店では新鮮な自家製チーズが味わえる。
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