絶景街道を駆け抜ける
各情報は2022年10月時点の情報です。変更となる場合がございます。
大地の息吹を体感できる半島で
ドラゴンに乗って地獄へと駆け上がる
雲仙千々石線(長崎県道128号線) 【通行時間】 24時間 【通行料金】 無料
雲仙地獄に続く
豪快な4連ヘアピンカーブ
長崎県の南東部に位置し、三方を海が取り囲む島原半島。火山や断層活動など地球の営みをダイレクトに体感できる、まさに島ごと“フィールドミュージアム”だ。日本初の国立公園、また世界ジオパークにも認定されている。今回は、大地の息吹と山岳ロードを楽しむぜいたくな旅。諫早市街から国道57号と251号を走り雲仙岳を目指す。
千々石町木場の交差点を左折したら、総延長9.2㎞「雲仙千々石線」のスタートだ。木々に囲まれる山道が続き、少しずつ高度を上げていく。途中、道幅が狭い場所もあるので、対向車には十分気を付けて進みたい。視界が開けはじめたところで、いよいよ今日のメインロード。約2㎞にわたる、4連続のヘアピンカーブが待ち構える。空に向かってうねり登るような様が、“ドラゴンロード”とも呼ばれる所以だ。カーブ部分は道幅にゆとりがあるので、初めてでも悠々とドライブを楽しめる。
一気に駆け上がると、左手に「おしどりの池」が見えてくる。ここから先は蒸気が噴き上がる雲仙地獄、今回の旅のゴールだ。足湯や日帰り温泉に立ち寄って、地獄という名の極楽を味わおう。
雲仙天草国立公園
島原半島中央に鎮座する雲仙岳 観て感じて、食べて楽しむ地獄めぐり
「雲仙岳」は普賢岳や妙見岳など複数の山々の総称。観光の要所である温泉地獄には約30の“地獄”があり、絶えず噴き上がる蒸気が一面を覆う。一帯は遊歩道が整備され、地熱や噴気を体感できる「雲仙地獄 足蒸し」や、名物の温泉たまごが楽しめる。大自然のパワーを五感で感じよう。
【雲仙地獄】
長崎県雲仙市小浜町雲仙
0957-73-3434(一般社団法人 雲仙観光局)
P/周辺の有料駐車場を利用500円/1回
https://www.unzen.org/
海外のアンティークガラスや長崎ビードロなどを展示。手作り体験もできる(要予約)。ショップではボヘミアングラスやアクセサリーなどお気に入りの一点を探したい。入館料700円。
テラスがあり、開放感あふれるカフェレストラン。地元野菜を3週間かけて煮込んだデミグラスソースでいただく「雲仙ハイカラオムハヤシ」1,100円は、人気の逸品。
仁田峠から標高1333mの妙見岳まで、眼下の絶景を眺めながら約3分の空中散歩が楽しめる。冬は霧氷のほか、天候しだいでは雲海からのぞく天草群島が見られることも。往復1,290円。
ドライブコンサルタントでは掲載のプランをベースにあなたの旅行プランをつくることができます。