絶景街道を駆け抜ける
各情報は2025年10月時点の情報です。変更となる場合がございます。
峰を渡る山風を浴びて、
稜線をなぞる石鎚スカイラインを疾走する
石鎚スカイライン【通行時間】季節により変動。12月1日~3月31日は通行止め
天空をめざして駆け上がる、
四国随一の絶景山岳ロードをゆく
西日本最高峰・石鎚山の中腹を走る全長約18kmの山岳道路「石鎚スカイライン」。標高差約850mを一気に駆け上がるこの道は、四季折々に表情を変えるブナ林と迫力ある渓谷美に包まれ、ドライバーの五感を刺激する。
起点となる面河渓(おもごけい)では、清らかな水が削った花崗岩の渓谷美と、苔むす岩の神秘的な景観を楽しめる。スカイラインを登るにつれ、視界には四国山地の連なりと空が広がり、やがて石鎚神社中宮成就社への登山口・土小屋に到着。標高約1,500mのこの場所は、登山やハイキングの起点としても人気が高い。
急峻な山道を縫うように走るドライブルートだが、道は整備されており、初心者でも安心して走れる。眼下に広がる山岳のパノラマを楽しみながら、エンジン音とともに非日常の高揚感を味わえる絶景ルートだ。
帰路は面河山岳博物館に立ち寄って、石鎚山系の自然や地質、生態系への理解を深めるのもおすすめ。山の奥深さを実感し、自然と人との関わりに思いを馳せる時間となるだろう。
石鎚神社 土小屋遥拝殿
登山しなくても石鎚信仰に触れられる、天空の神域
標高1,470m、四国屈指の山岳道路「石鎚スカイライン」の終点に位置する遥拝殿。日本七霊山のひとつ・石鎚山を遥かに仰ぎ見ることができる場所で、天候が良ければ堂々たる石鎚山の頂が目前に迫る。登山道の起点として知られる土小屋エリアにありながら、登らずとも荘厳な山岳信仰の雰囲気に浸ることができる点も魅力。
社殿の背後には切り立つ岩壁がそびえ、周囲は深い森と空の青に包まれる。静寂のなか、祈りを捧げる人の姿も多く、神聖な空気に満ちている。ドライブの目的地としても申し分なく、四季折々の自然とともに、山岳信仰の文化を感じられる絶好のスポットだ。
愛媛県上浮穴郡久万高原町若山21-1(土小屋駐車場近く)
常時開放・無料(荒天時は注意)
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