引田城は築城時期は不明だが、室町時代末期（1500年前期頃）には昼寝城主・寒川元政の家臣である四宮右近が城主だったとの記録がある。その後、羽柴秀吉（豊臣秀吉）による四国征伐の功により1583年には仙石秀久が城主となった。その後城主は数度代わり、1615年の江戸幕府による一国一城令で廃城になった。代々城主により改修されたため建築物は残っていないが、石垣などの遺構を確認することができる。

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