南北朝時代の1349年に築かれた利神城は江戸時代初期に改修され、それに伴い城下町が発展した。しかし、赤穂藩主だった輝興の兄・池田政綱が後継ぎがいないまま1632年に死去したたため輝興が赤穂藩主を継ぐことになり、平福藩は廃藩され、併せて利神城も廃城になった。廃城され城下町ではなくなった後もこの地域は舟運の集積地として商業が発展し、また因幡街道の宿場町として栄え、現在も当時の面影を残す建物が残されている。

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