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熊野古道(大辺路)

熊野古道は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へ通じる参拝道の総称で、道は三重県・奈良県・和歌山県・大阪府に跨る。古来より熊野三山は様々な階層の人々の信仰を集め、908年(平安時代)に宇多法王による参拝が、皇室初の熊野参拝である。江戸時代になると庶民にも熊野参拝が広がった。このように熊野古道は、中世日本において隆盛した熊野信仰のために整備され、1000年以上も使われ続けた道である。大辺路は和歌山県田辺市から紀伊半島の海沿いを通って那智勝浦に至る約120kmの道である。ただし、現在は大辺路のほとんどは市街地や国道に吸収されており、当時の様子が残されている場所は少ない。

所要時間 3.0 時間
  • 世界遺産
都道府県
和歌山県
住所
和歌山県西牟婁郡すさみ町見老津
アクセス
JR見老津駅から徒歩5分

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