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彦根城

戦国武将・井伊直政は、徳川家康の天下統一を支えた功績によって家康に重用され「徳川四天王」の一人と称され、井伊家は歴代徳川家に重用されて江戸幕府で大きな権力を持った。彦根は、江戸と西国を結ぶ街道上にあり天皇が居住していた京都にも近いため、古来から戦略的に重要な場所に位置づけられ、江戸幕府が創設されて間もない不安定な時期に、江戸から離れた西国の大名たちの脅威に備えるため、井伊直政はこの地の統治を任されてた。彦根城は、1602年の直政の死後に築城が始まり1622年に完成し、井伊家の拠点として彦根藩統治の舞台になった。明治時代になると新政府によって出された廃城令によって多くの城が取り壊されたが彦根城は破却を免れたため、現在では日本全国に12しかない「現存天守」の城の一つであると同時に、天守が国宝に指定されている5つの城の一つでもある。また、城内の多くの建造物が国の重要文化財に指定されているほか、城郭遺構は国の特別史跡に指定されている。 ※現存天守:江戸時代以前に造られた天守で、現在まで保存されているもの

所要時間 2.0 時間
  • 定番
  • 国宝
都道府県
滋賀県
営業時間
8:30~17:00
定休日
無休
料金
一般800円、小中学生200円(玄宮園の観覧料を含む)
住所
滋賀県彦根市金亀町1-1
アクセス
JR彦根駅から徒歩15分
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