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埋木舎

埋木舎は彦根藩主井伊家の屋敷跡で、藩主として家を継ぐ見込みのない子供が、他家の養子になるなど行き先が決まるまでの間ここで過ごした。江戸幕府の大老として絶大な権力を持ち、幕末期の日本に大きな影響を及ぼすことになるアメリカとの条約締結を推進した井伊直弼は、17歳から32歳までの15年間をここで過ごした。直弼は藩主・井伊直中の16番目の男子として生まれたが、男兄弟が多いため家を継ぐことはないと考え、ここでひっそりと暮らしながら勉学に励んだ。直弼はそのような自分の境遇を「埋もれた木のようだ」と称し、この屋敷を埋木舎と名付けた。現在、埋木舎は国の特別史跡に指定されている。 ※大老:将軍の補佐を担う役職

所要時間 0.5 時間
都道府県
滋賀県
営業時間
9:00~17:00
定休日
月曜日(祝日の場合は翌日)、冬季(12月20日~2月末)
料金
一般300円、高大学生200円、小中学生100円
住所
滋賀県彦根市尾末町1−11
アクセス
JR彦根駅から徒歩10分
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