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水口城

水口城は、江戸幕府3代将軍・徳川家光が天皇が居住する京都を訪問する際の宿泊所として1632年に築城された。茶人であると同時に作庭家として知られれる小堀遠州が築城の指揮を取り、二条城を模した豪華な御殿が築かれたが、家光以降の将軍による京都訪問(上洛)は行われなかったので将軍の宿舎として使われたのは一度だけであった。その後、建物が老朽化したため江戸時代中期に城郭の多くは撤去され、明治時代に入ると政府による廃城令(1873年)で完全に取り壊された。現在、城の本丸があった場所は高校の運動場として利用され、敷地の一角には城の一部が復元されて資料館になっている。

所要時間 1.0 時間
都道府県
滋賀県
営業時間
10:00~17:00
定休日
木曜日・金曜日、12/29~1/3
料金
200円※18歳未満無料
住所
滋賀県甲賀市水口町本丸4−80
アクセス
近江鉄道「水口城南駅」から徒歩3分

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